Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)がコペンハーゲンのSAS Royal Hotelを手がけた様子を記録したもので、建物の設計、インテリア、食器類を完成させるまでを追った建築書です。英語で書かれています。デンマーク語でなくてよかった。
本文を読む気力はありませんが、設計図や写真がふんだんに使われているので、眺めているだけでも楽しいです。そして、素敵な装丁なので、部屋のよいインテリアとなってくれることでしょう。。
SAS Royal Hotelはその後改装されていますが、1室だけ竣工当時の内装を維持している部屋があります。ジュニアスイートの606号室で、それが本書のタイトルになっています。
本書で知ったのですが、このカトラリーもJacobsenのデザインだったのですね。
◆エスプレッソスプーン(デザイン:Arne Jacobsen、メーカー:GEORGE JENSEN ジョージ・ジェンセン)
極力シンプルな形状がJacobsenらしい。
そのほか、本書に登場するのは、エッグチェア、スワンチェア、AJロイヤル(照明)など北欧好きなら一度は目にする製品ばかり。今度SAS Royal Hotelに宿泊する予定です。予算の都合で残念ながら606号室ではありませんが、ますます楽しみになりました。
Room 606: The Sas House and the Work of Arne Jacobsen (2003/05/01) Michael Sheridan 商品詳細を見る |
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