2009年4月27日月曜日

louis poulsenのPH50

北欧の照明といえば、何と言ってもlouis poulsen(ルイスポールセン)のPH5というペンダントライトが有名です。北欧に興味を持つまでは気付かなかったのですが、インテリアショップなど、日本でも多くの場所で使用されています。

PH5が発表されてから、2008年に50周年を迎えました。その記念モデルとしてPH50が発売されました。PH5と全く同じ形ですが、白一色のPH5に比べ、PH50はカラフルで5色のバリエーションがあります。

だいぶ前に新宿のACTUS(アクタス)に行ったとき、PH50のワサビ・グリーンを見かけました。

実は、PH50は色が強すぎて他のインテリアにマッチしないのではないかと敬遠していました。でも、このディスプレイでは、クッションとラグにPH50と同色のグリーンを取り入れ、違和感のない素敵なコーディネイトになっています。

◆PH50 ワサビ・グリーン

PH5のデザイナーはPoul Henningsen(ポール・へニングセン)です。彼がデザインした他の照明も好きです。

◆PH50(ミント・ブルー、オリーヴ・ブラック、チリ・レッド)






「PH50もいいなー」と夫に言ったら、「インテリアに制約が出るから、やめておけば」と冷たくあしらわれました。。

2009年4月25日土曜日

ザ・チェアストア 代官山

先日、ザ・チェアストア 代官山に行きました。スカンジナビアンファニチャーサービス(SFS)が経営するお店で、主にアンティークのイスを扱っているお店です。インテリアショップには珍しく写真撮影OKとのこと。いっぱい写真を撮らせてもらいました。


これだけのイスが壁にずらっと並ぶと壮観です。

◆knollのソファ、Johanes Andersonのテーブル

このソファとテーブルの組合せが素敵でした。

anne black(アンヌ・ブラック)の作品

こちらはアンティークではありませんが、anne blackがデザインした製品です。anne blackはデンマークの若手女性デザイナーだとか。SFSのお店で、多くの製品を扱っています。

その他の写真も何枚かWEBアルバムにアップしました。よかったらご覧ください。
ザ・チェアストア 代官山

お店で扱っている製品は、(素人目には)よいものが多いです。ただ、梱包したままの製品が店内に置いてあったり、配線がむきだしだったり、ちょっと人手が足りない雰囲気がありました。

2009年4月23日木曜日

北欧デザインのある暮らし

今日、書店で以下の雑誌を見つけました。
ここちよい家をつくる設備&インテリアが見つかる本-住みCoC (2009) (リクルートムック)ここちよい家をつくる設備&インテリアが見つかる本-住みCoC (2009) (リクルートムック)
(2009/04)
リクルート

商品詳細を見る

「北欧デザインのある暮らし」という見出しにひかれ、早速手にとってみました。

この特集では、東京近郊の3件のお宅が取り上げられています。マンション、戸建の別、また家族構成はバラバラです。でも、いずれのお宅も、本格的に北欧のインテリアを取り入れているところは共通です。ほとんどの家具を北欧製にするのは序の口。壁材を珪藻土にする、カーテンレールを自作する、窓枠を木にするなど、かなりのこだわりようです。そして、どのお宅でもライフスタイルに合わせた自然なインテリアになっている(ように見える)ところが素晴らしいです。

雑誌で北欧テイストの日本のお宅を見ると、違和感を感じることがあります。あまりにきれいすぎて、本当に生活できるのか疑問だったり、北欧の家具や小物が多すぎてトゥ・マッチな印象を受けるなど。まあ、住んでいる方が満足されているなら、他人がとやかく言うことではないのですが。少なくとも、私が見たストックホルムの3件のお家とは、受ける印象がまったく違います。

でも、この雑誌に出てきたお宅では、わざとらしさが全然ありませんでした。わずか8ページの特集ですが、なかなか参考になりました。

2009年4月21日火曜日

Hans J. WegnerのYチェア

先日、新宿の大塚家具に行きました。その時、お気に入りのイスを発見しました。

Carl Hansen & Son(カール・ハンセン&サン)社製 Yチェア CH-24
(材質:ウォールナット、仕上げ:オイル、価格:137,550円)

Hans J. Wegner(ハンス・J・ウェグナー)が1949年デザインしたイスで、北欧家具のお店ならたいてい扱っている名作家具です。
北欧スタイルによると、Yチェアという名前は背もたれのY字型のパーツが由来だとか。このパーツによって、製品の製造工程の多くを機械化できたそうです。日本では、たぶん高級家具に分類されるYチェアですが、発売当時は庶民向けの製品だったのかもしれません。

以前、試しに座ったとき、絶妙な背もたれの形状と、ほどよいクッション性で座りごごち抜群でした。長い間、多くの人から支持されてきたのも納得です。以来、ダイニングチェアとして購入するのが夢です。

Yチェアで一番多く見かけるのは、ビーチ材ソープフィニッシュの製品です。


でも、ピーチ材の色よりも濃い茶色の方がうちのインテリアにはしっくりきます。ウォールナット材の製品は高価なのが悩ましいところです。

2009年4月18日土曜日

nordic form@新宿

本日、nordic form (ノルディックフォルム)に行ってきました。新宿のLiving Design Center OZONEに入っているお店で、定番の北欧家具がずらっと並んでいます。


店内は撮影禁止なので、お店の入口だけ撮影しました。

このお店はアンティークも多く扱っています。北欧家具の知識がないときは、正直、アンティークには全く魅力を感じませんでした。でも、今は、経年変化した家具がすごく素敵に見えます。

Finn Juhl(フィン・ユール)がデザインしたPoeten(ポエット)ソファのアンティークも置いてありました。現行製品に比べてひとまわり大きく、背もたれのカーブが特徴的です。現行製品でも十分高いのですが、その倍ぐらいのお値段。余裕で車が購入できる金額です。

その他には、あまり他のお店で見かけないベアチェアや、ARABIA(アラビア)社製のアンティークのカップなどが気になりました。北欧家具好きの人なら、きっと気に入るお店だと思います。

2009年4月16日木曜日

Bengt & Lottaのスポンジワイプ

スウェーデンに行ったとき、現地在住の友人宅でスポンジワイプを知りました。要は台フキンの一種です。乾いているときは堅いのですが、水に濡らすと変形して布のようになります。

北欧の家庭では必需品だそうです。現地で購入してから、私もキッチンに常備するようになりました。日本でもインテリアショップ、自然食品系のスーパー、最近では東急ハンズでも販売されています。

私が気に入っているのは、Bengt & Lotta(ベングト&ロッタ)がデザインしたスポンジワイプです。最近も、この3枚を買いました。


スポンジワイプは、スウェーデンの技術者、カルト・リンドクヴィストが開発したそうす。素材はセルロースとコットンを使っています。そのためか、吸水性が高くて便利です。

◆ブルーム イエロー(左)とライトグリーン
  


◆チューリップ レッド(左)、チューリップ コースター レッド
  
ブルームとチューリップは新作だそうです。

◆5スマイリーズ(左)、スマイル
  

スウェーデンのBengt&Lottaは、 Bengt Lindberg(ベングト・リンドベリ)と Lotta Glave(ロッタ・グラーヴェ)夫妻のデザインチームです。かわいいテキスタイルが多く、好きなデザインチームの一つです。他にもキッチン用品をいくつか持っていますので、おいおいご紹介します。

2009年4月12日日曜日

marimekko表参道

先日、marimekko(マリメッコ)表参道店に行ってきました。

店内は写真撮影禁止なので、お店の外観だけ載せます。


店舗は3フロアになっていて、1階がポーチなどの雑貨、2階が子供服を中心とした衣料品、地下1階がファブリックや食器になっています。お店の規模は中程度。正直、バックなどはILLUMS(イルムス)の方が充実しています。でも、このお店で特筆すべきはファブリックです。

◆UNIKKO(ウニッコ)、レッド

marimekkoで一番有名なのは、なんといってもこの柄でしょう。

ケシの花がモチーフだそうです。初めて見たときは、あまりのハデさに圧倒されました。見慣れるとかわいく思えるのが不思議です。

UNIKKO以外にも、日本の他のお店では見たことのないテキスタイルがたくさんありました。

◆TUULI(トゥーリ)

一番好みだったテキスタイルです。いつか自分の部屋のカーテンにしたい。


◆Onnellinen(オンリネン)

こちらは、ちょっと落ち着いたイメージ。マリメッコは派手な印象があったので、意外でした。

2009年4月4日土曜日

日経ビジネスオンラインの記事

私は経済誌を読むことはほとんどありませんが、 日経ビジネスオンラインだけはよく目を通しています。その日経のサイトに、北欧に関する連載があります。

輝く北欧~デザインで読み解く豊かさの秘密

「輝く北欧」って、ある意味すごいタイトル。

ビジネスマン向けのサイトなので、基本的にはカタめの話題が取り上げられています。最新の記事は、スウェーデンの生涯学習がテーマでした。筆者は、スウェーデンの生涯学習制度が進んでいる理由として、税制や第二次世界大戦の被害を免れたことを挙げています。

以前書いたとおり、ストックホルム滞在中、スウェーデン人と日本人のライフスタイルの違いに驚きました。この連載は、その差が生まれた背景を知ることができて、勉強になっています。

実は、ストックホルムで偶然お会いしたデザイナーさんも、連載にちょっとだけ登場しています。こういったささやかな偶然があると、嬉しくなってしまいます。