2009年5月31日日曜日

iittalaのKartio

昨年12月に友人の集まる飲み会に参加しました。ちょうどクリスマスの日だったので、プレゼント交換が企画されました。その時、くじ引きで引き当てたのがiittala(イッタラ)のKartio(カルティオ) のタンブラーでした。

◆Kartio タンブラー(ブラウン、モスグリーン)

デザイナーはKaj Franck(カイ・フランク)です。シンプルですが、飽きのこない形。

当時北欧に興味を持ち始めた頃で、すっごく嬉しかったです。以来、自宅で普段づかいのコップとして活用しています。

せっかくなので、他の色も揃えたい。
◆Kartio タンブラー(ライトブルー、クリア)


◆Kartio タンブラー(グレー、サンド)


ところで、この送り主は男性です。北欧のデザインに詳しい人で、Kaj Franckが一番好きなデザイナーだとか。北欧好きの女性はいっぱい知っていますが、男性とiittalaの話で盛り上がれるとは思いませんでした。

半年も前の話ですが、あらためてS君ありがとう!!

2009年5月27日水曜日

Nicolai Bergmann SUMU@六本木

1か月ほど前、東京ミッドタウン内にあるNicolai Bergmann SUMU(ニコライ・バーグマン-スム)に行きました。デンマーク出身のフラワーデザイナー、Nicolai Bergmann(ニコライ・バーグマン)が手がけるお店です。


入ってすぐにFritz Hansen(フリッツ・ハンセン)のエッグチェアが置いてありました。50周年の記念モデルで、シリアルナンバー入りです。目の高さにディスプレイされているので、かなりの迫力です。


Nicolai Bergmannはフラワーデザイナーだけあって、フラワーベースが充実しています。後から知ったのですが、彼自身のデザインした花瓶も置いてあるそうです。


シンプルな形状にカラフル色使いが、まさに私のイメージするデンマークです。

その他の写真もWEBアルバムに掲載しました。
Nicolai Bergmann Sumu

小さな店舗ながら、充実した品ぞろえでした。menu(メニュー)の食器やlouis poulsen(ルイス・ポールセン)の照明など、私の好きなものが色々置いてあります。北欧、特にデンマーク好きの方にはお勧めのお店です。

ところで、北欧スタイルのバックナンバーを読んで、Nicolai Bergmannと、このお店の存在を知りました。
北欧スタイル14 (エイムック 1472)北欧スタイル14 (エイムック 1472)
(2008/01/24)
エイ出版社

商品詳細を見る
3ページにわたりNicolai Bergmannのインタビュー記事が掲載されています。

2009年5月23日土曜日

AnnaViktoriaのマグカップ

先日北欧デザインハウスに行ったとき、AnnaViktoria(アンナ・ビクトリア)のマグカップ(3,465円)に一目ぼれしました。モノトーンで、かわいいモチーフのテキスタイルがツボなのです。

スウェーデンのダーラナホースをモチーフにしたデザインで、デザイナーはViktoria Månström(ヴィクトリア・モンストルゥーム)です。
ダーラナホースとは「スウェーデン・ダーラナ地方発祥の伝統工芸品」(Wikipediaより)だそうで、現地在住の友人によると「お盆の時にキュウリやナスで作る馬のようなもの」ということです。AnnaViktoriaは、これを現代風にアレンジしているとか。
ちなみに、マグカップの隣に映っているダーラナホースのオブジェもAnnaViktoriaの製品です。

同じメーカーで、こんなカラフルなオブジェもあります。


北欧デザインハウスでは、AnnaViktoriaの携帯ストラップ(1,680円)も販売していました。

ちょうどストラップを替えようと思っていたので、購入するかどうかかなり悩みました。でも、小さなストラップには釣り合わないお値段なので、やめておきました。今度スウェーデンに行く時、買えるといいな。

トレー(4,095円)も販売しています。


楽天では、色違いのトレーも販売していました。
 
マグと色違いで揃えることもできそうです。

2009年5月21日木曜日

スカンジナビアン・スタイル vol.20

先月発売されたスカンジナビアン・スタイルの最新号を読みました。
スカンジナビアン・スタイル 2009年 06月号 [雑誌]スカンジナビアン・スタイル 2009年 06月号 [雑誌]
(2009/04/20)
北欧スタイル研究会

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特集は「北欧デザイン&インテリア」です。北欧の家具や雑貨が特に脈絡なく並べられている印象。ちょっと面白かったのは、Eero Aarnio(エーロ・アールニオ)がデザインしたボールチェアです。

座っていると外部の音の70%を遮断してくれるそうで、雑音が苦手な私には魅力です。でも場所を取るし、他のインテリアとのバランスが難しいので、購入はしないでしょう。

同じデザイナーのポニーチェアもかわいい。


本書の中で一番興味深かったのは、スウェーデン大使館の記事です。スウェーデンの在日大使と、公邸の写真が掲載されています。大使が言うには、日本のスウェーデン大使館は「世界中のスウェーデン大使館の中でも最もモダンでポジティブ」ということです。大使館でイベントを開催していることもあるので、機会があれば訪れたいです。

ところで、スウェーデン大使館のホームページでは、スウェーデン料理が食べれる在日本のお店や、スウェーデン製の商品を扱っているお店を紹介しています。数年前に見た時よりもずいぶん充実しています。これを参考に新しいお店を開拓してみようと思います。

2009年5月18日月曜日

北欧生地の「ひがさ」@代々木上原

先日、うちの近くを自転車で走っていると、半地下の建物の窓からカラフルな傘が見えました。

北欧風のテキスタイルがものすごく気になります。

建物まで引き返してみると、展示会の案内がありました。

ポスターに北欧生地の「ひがさ」と書いてあります。私が発見したのは、まさに北欧のファブリックを使った傘だったのです。

北欧という単語に弱い私は、早速お邪魔してみました。

こちらは+casE Gallery(プラスケースギャラリー)というギャラリーです。期間限定で展示会ひがささがしを開催しているのだそうです。


ギャラリー内には、marimekko(マリメッコ)やjobs(ヨブス)、Ljungbergs(ユンバリ)などのテキスタイルを使ったカサが展示されています。スウェーデン在住の友人が使っている生地を見つけたり、とっても楽しいひと時でした。

何度もギャラリーの前を通っていたのですが、今までは気づきませんでした。この日偶然に知ることができ、よかった!

※アーティストの作品が写っている写真については、加工してあります。

2009年5月17日日曜日

スタバのセブンチェア

本日、新宿のヨドバシカメラに行ってきました。その帰り、ヨドバシの近くのスターバックスで休憩しました。


その時気づいたのですが、店内のイスはArne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)のセブンチェアです。

赤と黒を基調にした内装に、黒のセブンチェアがマッチしています。

もしかしたら、スターバックスの他の店舗もそうなのでしょうか?これから注意して見てみたいです。

2009/06/09追記
写真のイスについては、セブンチェアのコピー品であることを確認しました。コメントでご指摘いただいた方々、ありがとうございました。

2009年5月16日土曜日

北欧デザインハウス@表参道ヒルズ

最近、私がよく行くお店の一つに、北欧デザインハウスがあります。表参道ヒルズの中のお店で、今年1月~7月までの期間限定オープン。以前ご紹介したザ・チェアストア 代官山と同じく、スカンジナビアンファニチャーサービスが運営するお店です。通勤経路にあることもあり、オープンした当初から月2回は足を運んでいます。


北欧製のアンティークの食器や家具、新品の北欧雑貨などを扱っています。そんなに大きなお店ではありませんが、北欧製品がずらっと並んでいるところはマニアにはたまりません。


これはお気に入りの食器の一つ。ARABIAのアンティークのカップです。


こちらはモビールというおもちゃで、天井から吊るして飾ります。北欧では一般的な商品だそうですが、このお店で初めて知りました。
知人の出産祝いに送ったところ、喜んでもらえたようです。パッケージが平たくて送料が安くてすむのも、ちょっとしたギフト向き。


このお店は、結構商品の入れ替わりが早いです。このソファセットも気に入っていましたが、4月にはありませんでした。

オープンした当初はアンティークが中心だったのですが、徐々に新品に置き換わっている気配。商品の動きに発見があるので、一つのお店に何度も行くのも楽しいです。

何度か行くうち、写真が結構たまってしまいました。一部をWEBアルバムにアップしたので、よかったらご覧ください。
北欧デザインハウス

2009年5月13日水曜日

日本人デザイナー 紺野弘通

先日Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)のショールームに行ったとき、日本人デザイナー紺野弘通さんがデザインした椅子を発見しました。

◆Fritz Hansenのリンチェア


更に、Fritz Hansen発行の機関誌の最新号では、ご本人が表紙を飾っています。この冊子で彼の経歴を見たら、Georg Jensen(ジョージ・ジェンセン)の製品もデザインしたとか。

そこでピンときました。ずっと前にGeorg Jensenのサイトを見たとき、商品ラインナップの中にすっごく好みの名刺ケースがありました。更に、その商品のデザイナーが日本人名だったので、とても印象に残りました。

早速確認したら、その名刺ケースは、やはり紺野弘通さんの作品だったのです。
◆Georg JensenのKONNOカードホルダー


彼は若干36歳で、私と同世代です。彼の略歴ですが、コペンハーゲンへの旅行で北欧のデザインに魅了され、スウェーデンのウメオ大学に入学。その後、ロンドンを拠点に欧州ブランドで製品デザインを手掛ける。2008年に東京にデザインスタジオを設立。昨年9月には、国立新美術館で小学生を対象にワークショップを開催したとか。

北欧で活躍する日本人がいると、つい応援したくなります。これから注目していきたいデザイナーの一人です。

2009年5月11日月曜日

デンマークパンのお店 JENSEN

先日、代々木八幡にあるJENSEN(イエンセン)に行ってきました。ここはデニッシュ・ペストリー、つまりデンマークのパンを作っているお店です。かなり本場の味に近いという評判です。

◆スモース スティンガー

バターとシナモンを使った代表的なペストリー。外側はパリパリですが、内側はしっとりした食感です。結構甘いので、コーヒーによく合います。

その他のペストリーの写真をWEBアルバムにアップしました。
JENSEN

2009年5月6日水曜日

国立新美術館

2007年に開館した六本木の国立新美術館では、休憩場所、レストランやカフェのイスをすべて北欧製にしています。友人からその情報を聞き、この連休中に行ってきました。

◆3階から1階を撮影したところ

美術館に入ってすぐにカフェがあります。

◆1階カフェのイス

一見普通のイスですが、Kasper Salto(キャスパー・サルト)がデザインしたアイスチェアです。

◆1階休憩所

Hans J. Wegner(ハンス・J・ウェグナー)のスリー・レッグド・シェルチェアです。見ているだけで楽しくなるデザイン。

◆各階の廊下

Poul KJÆRHOLM(ポール・ケアホルム)のPK80。病院の待合室のようなイスですが、これも有名家具なのです。

◆BRASSERIE PAUL BOCUSE Le Musee

オープン当時は話題のレストランで、この日のランチはここでいただきました。お料理の写真は、こちらのブログに掲載しています。

◆PAUL BOCUSEのイス1

レストランで使われているのは、Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)のセブンチェアです。革張りで長い時間座っていても、全然疲れません。

◆PAUL BOCUSEのイス2

順番待ち用のイスもArne Jacobsenでした。

◆地下1階の休憩所

Arne Jacobsenのエッグチェアとスワンチェアです。座り心地が抜群のためか、長時間休憩している人が多かったです。

その他、北欧家具を中心とした館内の写真をWEBアルバムに掲載しました。よかったらご覧ください。
国立新美術館

Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)やCARL HANSEN(カール・ハンセン)のイスにたくさん座ることができ、幸せな一日でした。こうしてみると、北欧のイスは日本の風景に違和感なく溶け込んでいるようです。
この美術館は、休憩所やレストランまでなら無料で入場できます。北欧家具に興味のある方は、それだけでも訪れる価値があると思います。