2009年11月30日月曜日

ROSENDALS BUTIKEN(ローゼンダール・ブティーケン)

昨日紹介したROSENDALS TRÄDGÅRDのカフェの隣には、小さなお店ROSENDALS BUTIKENがあります。"BUTIKEN"はパン屋さんという意味ですが、取り扱っている商品は様々です。


入り口では、ROSENDALS TRÄDGÅRDで栽培された野菜が販売されています。


自家製のパン。とてもおいしいということで、スウェーデン在住の友人が絶賛していました。


その他、店内には自家製のジャム、調味料、化粧品、食器、本などが並んでいます。どれも品質がよく、その分お高めだそうです。


お土産にミューズリー、ハーブティー、ジャム2種類を買ってきました。

ROSENDALS TRÄDGÅRDで少し大き目のショッピングバッグを購入しました。こちらもYahoo!オークションに出品します。
ショッピングバッグ(メーカー:Pencraft

Yahoo!オークションのページ:http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/scandinavian_designs
オークション終了日時:12月6日(日)23:01
ほぼ購入時の価格で出品しています。ご興味のある方はご覧ください。

2009年11月29日日曜日

ROSENDALS TRÄDGÅRD(ローゼンダール・ガーデン)

ストックホルム滞在中は驚くほど天候に恵まれました。昨年の旅行では大半が曇りだったのですが、それが嘘のようです。天気のよいある日、王立公園Rosendals Trädgård(ローゼンダール・ガーデン)に行きました。ここは前回の旅行でも訪れて、とっても気に入った場所です。



GARDEN CAFÉ

植物の温室に並んで、カフェがあります。この日のランチはここで食べました。


この日は、ほとんどの食事メニューが売り切れ!かろうじてサンドウィッチが2種類残っていました。あまりに良い天気だったので、大勢の人が来ていたのでしょう。


去年に続き、今年も蜂が多くて大変でした。他のテーブルの人たちはなぜか平気で食事をしていましたが、私たちは室内に避難しました。


ここでは、自家製の有機栽培の食材を使った料理が出されます。昨年、ビーツを初めて食べたのは、このカフェでした。

2009年11月28日土曜日

スウェーデンの世界遺産紀行

先日、Skogskyrkogårdenの記事をアップしたので、ついでに関連する書籍も紹介します。

スウェーデンの世界遺産紀行―自然と歴史のひとり旅スウェーデンの世界遺産紀行―自然と歴史のひとり旅
(2008/07)
宇野 幹雄

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タイトルどおり、スウェーデンの世界遺産13ヶ所を巡る旅行記です。著者はスウェーデン在住の日本人で、学校の先生です。プロの作家ではありません。そのために文章に難がありますが、スウェーデンの歴史についても触れられていて面白い。
ストックホルム近郊の世界遺産としては、Skogskyrkogårdenの他にDrottningholms slott(ドロットニングホルム宮殿)があります。現在、スウェーデン国王が住んでいる場所です。次回旅行する機会があれば、訪れてみたいです。

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2009年 08月号 [雑誌]Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2009年 08月号 [雑誌]
(2009/07/10)
マガジンハウス

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こちらはタレントの岡田准一さんがSkogskyrkogårdenを訪れたときの様子が掲載されています。内容にあまり深みが感じられないかも。。彼のファンの方はどうぞ。そういえば、ananのバックナンバーに、彼がLisa Larsonの自宅を訪れるという記事もありました。
Skogskyrkogårdenのビジターセンターに、他の国の書籍と一緒にこの雑誌が置かれていて、少し驚きました。

2009年11月24日火曜日

Skogskyrkogården(森の墓場)

ようやく旅行記も後半に入りました。これからはストックホルムの記事が続きます。

コペンハーゲンからストックホルムに移動して2日目、ストックホルム郊外のSkogskyrkogården(スコーグスシュルコゴーデン、The Woodland Cemetery 森の墓場)に行きました。いわゆる共同墓地なのですが、とっても美しい場所でユネスコの世界遺産に登録されています。

森の十字架

この墓地はErik Gunnar Asplund(エーリック・グンナール・アスプルンド)とSigurd Lewerentz(シーグルド・レヴェレンツ)が設計しています。

森の火葬場
この墓地は25年かかって完成しました。最後に作られたのが、この火葬場です。



森の礼拝堂

Lewerentzの重厚な"復活の礼拝堂"に比べ、Asplundのデザインは親しみやすい。屋根の作りなど、どことなく日本建築のような印象を受けます。

Greta Garbo(グレタ・ガルボ)のお墓

スウェーデン出身の大女優。彼女のお墓は特別にしつらえてありました。

ビジターセンター
こちらもAsplundの設計です。

ビジターセンター内のカフェ

内部は最近改装されたそうで、居心地のよい空間でした。

昨年の旅行では時間がなく、Skogskyrkogårdenの訪問を断念しました。今年、また北欧旅行の機会があり、この場所に来ることができて、本当によかった。

2009年11月23日月曜日

JENSEN@代々木八幡

この週末、代々木八幡に行く用事があり、ついでにデニッシュ・ペストリー(デンマークパン)のお店JENSEN(イエンセン)に寄りました。



このお店については、以前にもブログで取り上げました。その時初めて来店したのですが、正直ぱっとしない印象。でも、その後何度かお店に足を運び、評価が一変しました。選ぶ商品を間違えなければ、とっても美味しいお店です。

スモーケーア(395円)

私の一番好きなペストリーで、バターとカスタードを使っています。かなり重量感があるのですが、そこがまたいい。

ティビアキス(168円)

こちらはサクサクした食感でスモーケーアとは対照的に甘さ控え目です。芥子の実のトッピングがほどよいアクセントになっています。

スモーナイル(168円)

こちらはシナモンとバターのペストリー。シナモンの香りで、この夏の北欧旅行を思い出しました。

このお店、一見すると地味なパン屋さんです。店員さんの対応も昔の商店街風。でも本格的なデニッシュペストリーのお店ということで、デンマーク大使館からも注文が来るとか。実際にデンマーク大使の写真や手紙がディスプレイされています。

JENSEN

2009年11月14日土曜日

ホットワインとカナッペのゆうべ@イルムス丸の内

昨日、イルムス丸の内で開催されたイベントに行きました。デンマーク大使館員のイェンス・イェンセン氏がホットワインの作り方を実演したり、参加者にカナッペがふるまわれました。実演の合間には、デンマークのクリスマスについてイェンセン氏が説明してくれました。


イェンセン氏は8年間日本に住んでいます。奥様が日本人ということもあってか、ほぼ完璧に日本語を操る様は見事。

ホットワインとカナッペ
 
ホットワインは、デンマークではgløggと呼ばれるもので、クリスマスの定番の飲み物です。ワインにスパイスと砂糖を入れて一晩煮込み、飲む直前にレーズンとアーモンドを加えます。スパイスとアルコールで体が温まるので、寒い時にぴったり。
この日のスパイスは、八角、シナモン、カルダモン、クローブ。煮込む過程でアルコールが飛んでしまうので、飲む前にワインを追加するとよいそうです。赤ワインだけでなく、白ワイン、シードル、子供向けにはリンゴジュースを使って作ることもできます。
実は、スウェーデンから友人が遊びにきたとき、いただいたことがあります。自宅でも簡単に作れそうなので、試してみようかと思います。

カナッペはデンマーク産のチーズを使っています。日本に輸入されるデンマークのチーズの量は、フランスの10倍だとか。知らなかった。

このイベントは急遽開催が決まったそうで、定員は15名。お店の片隅でこぢんまりと開催されました。こういったアットホームな雰囲気のイベント、好きです。

イェンセン氏はクリスマスに関する本を最近出版しました。今回のイベントはそのプロモーションも兼ねていたようです。
イェンセン家のクリスマスイェンセン家のクリスマス
(2009/11/11)
イェンス・イェンセン

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2009年11月12日木曜日

北欧モダンコレクション@新宿伊勢丹

昨日から始まった伊勢丹のイベント北欧モダンコレクションに行ってきました。毎年このぐらいの時期に開催されています。大きな会場ではありませんが、かなりツボを押さえた品揃えなので、今年も楽しみにしていました。



今回の目玉の一つは、Prunus(プルーヌス)シリーズの復刻品です。
Prunusコーヒーカップ&ソーサー(デザイン:Stig Lindberg スティグ・リンドベリ、メーカー:Gustavsberg グスタフスベリ)

こちらの写真はアンディークです。
Prunusは、こちらのブログで拝見してからずっと気になっていました。スウェーデンでは数か月前から発売されていますが、日本では伊勢丹が先行発売とのことです。心ひかれるものの、うちにはコーヒーカップはこれ以上必要ない。ということで購入は断念しました。

食器は現行品だけなく、アンティークも販売されていました。自分の持っている現行品と比べて、アンティークは丁寧に作られているような印象があります。いつかアンティークでLindbergの食器を集めたい。

今回購入したのは、こちらの商品です。
けいたい用ジュエリーBOX(3,360円、デザイン:AIKA FELT WORKS

小物入れとして、オフィスと自宅で活用しようと思っています。
フィンランド在住の日本人・浦田愛香さんのデザインです。こちらの商品、昨年のこのイベントで気になっていたのですが、デザイナーが日本人女性とは知りませんでした。

帰宅後に調べてみたら、北欧スタイルのバックナンバーに浦田愛香さんが登場していました。
北欧スタイル14 (エイムック 1472)北欧スタイル14 (エイムック 1472)
(2008/01/24)
エイ出版社

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このイベントは11月16日(月)まで開催されています。結構おすすめです。

2009年11月8日日曜日

コペンハーゲンのハイライト

久々に旅行記に戻ります。コペンハーゲンの風景の中でわりとよく撮れた写真を掲載します。

Nyhaven(ニューハウン)の街並み

17世紀にできた街で、昔はちょっと物騒な界隈だったそうです。しかし、いまはきれいに整備されてコペンハーゲンを代表する観光スポットになっています。
コペンでは多くのレストランが日曜定休。しかし、さすが観光地だけあってNyhavenの店はほとんど営業していました。

TIVOLI(チボリ公園)の入り口

コペンハーゲン中央駅近くの遊園地です。アトラクションだけでなく、レストランも充実しているそうです。入場料を惜しんで中には入りませんでしたが、ライトアップは堪能しました。

Kastellet(カステレット要塞)

今は散歩道も整備されて市民の公園として利用されているようでした。

Det Kongelige Bibliotek(デンマーク王立図書館)の内部

1999年にschmidt hammer lassen(シュミット・ハンマー・ラッセン)がデザインしたモダンな建物です。外壁に黒色花崗岩を使用しているので、通称「ブラック・ダイアモンド」と呼ばれています。
ここのレストランは評判がよく、ランチに行きたかったのですが、ウェディングパーティーで貸切でした。残念。

2009年11月7日土曜日

イッタラGinzaのイベント

一週間ほど前、イッタラGinzaで開催されたイベントに行ってきました。今回のイベントは、iittalaArt Works(アートワークス)という新シリーズの発売を記念して開催されたものです。Art Worksは、毎年一人のデザイナーを迎えて製品デザインを依頼します。一年目の今年は、Harri Koskinen(ハッリ・コスキネン)がデザインを担当しているので、このイベントのゲストはKoskinen氏でした。

Harri Koskinenは、フィンランド出身のデザイナーです。北欧の若手デザイナーの中では、たぶん最も有名な人で数々の賞を受賞しています。Design House Stockholmから発売されているBlock Lamp(ブロックランプ)で世界中に名前が知られるようになりました。もともとiittalaのインハウスデザイナーで、すでに彼の製品がいくつかiittalaから発売されています。

イッタラGinzaの外観

この日はイベントのために、とても大勢の人が来店していました。店員さんが教えてくれたのですが、業界関係者が多かったそうで、私にとっては未知の世界。やっぱりセンスの良い方が多かったです。

イッタラGinzaのディスプレイ

店内は撮影禁止とのことなので、お店の外から撮影させていただきました。(本当はこれも禁止なのかな?)Koskinen氏のデザインした製品が並んでいます。

イベントの内容はKoskinen氏のトークショーとサイン会でした。トークショーでは、Art Worksの製品ひとつひとつについてデザインのポイントを語ってくれました。


この日のために、北欧素顔のデザイナーに出会う旅を急遽購入しKoskinen氏が紹介されているページ、それからArt Worksのパンフレットにサインをもらいました。Koskinen氏とちょっとだけお話しましたが、言葉数は多くなく、実直な印象を受けました。これからますますの活躍を期待しています。