キタニは、北欧家具をライセンス生産している日本の家具メーカーです。この日は、キタニの木工職人と張り職人が家具製作の一部を実演するというイベントでした。
木工職人が実演したのは、こちらFinn Juhl(フィン・ユール)がデザインしたエリザベスチェアのアームの制作です。
さすがに実演中は写真撮影を控えましたが、立体的な曲線を持つアームの加工は、相当技術が必要なようです。
こちらは張り職人が実演を行ったソファ。
話によると、新品の制作よりアンティークのリペアの方が手間がかかるそうです。というのも、新品はメーカーが生地の型紙を持っています。しかし、アンティークの場合は型紙はありません。しかも古い生地は長年の使用により製造時から変形しているので、職人が新品の時の形を想像しながら生地を裁断するのだとか。
内部の構造がわかるようにディスプレイされているソファ。
こちらもFinn Juhlのデザインです。
このイベントには、30名ほどのお客さんがいました。私には面白い内容だったのですが、細かい話が多く、途中で飽きてしまった人もいるかもしれません。
Kitani |
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